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COLUMN
お役立ちコラム
2023.09.06

「はちみつ、ミツバチは自然界からの贈り物」

私は健康維持のため、ここ10年くらい、はちみつを毎朝晩摂るようにしています。ここでは再認識として、はちみつの効能について簡単に触れてみたいと思います。1.抗菌作用: 天然の抗菌剤であり、傷口の消毒や喉や肺を潤し痛みを和らげます。常温保存でも腐らない食品としても有名です。2.抗酸化作用: 抗酸化物質が豊富に含まれており、細胞をダメージから保護し、老化を遅らせる助けになります。3.アレルギー緩和: お住いの地域のはちみつを摂取することは、花粉症の症状を緩和するのに役立つとされています。これは、はちみつが微量の花粉を含んでいるためです。4.咳止め効果: 喉の炎症を鎮め、咳を和らげる効果があります。暖かいお湯にはちみつを溶かし飲むことで、風邪の症状を緩和できます。5.高栄養価: ビタミンやミネラル、アミノ酸を含み、エネルギー源、体力回復剤としても利用できます。ざっらっと調べただけでもこれだけの効能があるなんて、はちみつは身近にあり比較的手にしやすいスーパーフードであるということがお分かりいただけるでしょう。

そんなすごいはちみつを作り出すミツバチの不思議についてみてみましょう。1.ダンス: 蜜源を仲間に伝えるために、ダンスを踊ることで知られています。方向と強弱によって、花の位置と蜜の豊富さを伝えるのです。2.クイーンビーの選出:巣の中では、クイーンビー(女王蜂)を選ぶための競争が行われます。複数の幼い女王蜂が誕生し、最も強い一匹だけが生き残り、巣の支配権を握ります。3.ダンス言語: ミツバチは特定のダンスパターンを使って、花の位置や距離を仲間に伝えます。これはWaggle Danceと呼ばれ、ミツバチのコミュニケーション能力の一つとされています。4.驚くべき航行能力:非常に優れた航行能力を持っています。彼らは太陽の位置や地磁気を利用して、長距離飛行しても、ちゃんと巣に戻ることができます。5.社会構造: ミツバチの巣は、女王蜂、働き蜂、そして雄蜂からなる社会構造を持っています。それぞれが異なる役割を果たし、協力して巣を維持します。これだけ聞いたら、もう「神レベルの妖精」ですよね。生まれたときからそれぞれ自分の役割を理解(人間でいう認知能力があるのか、ただ本能だけなのかは自然界の秘密のようです)し、驚異的な集団的知性(集合知)を発揮するのです。

自分でこうやって書いていて改めて思いますが、「はちみつ、ミツバチ、スゲー」と感嘆するとともにもっと謙虚に畏敬の念を持ってこの自然界からの贈り物の恩恵に与る幸せを日々感謝してまいります。

この神が贈り給うた恵みのお陰で我が肉体の健全性は保たれておりますが、残念ながらなぜかいつもぼーっとしている頭だけは一向に良くなりません。そこは「はちみつほど甘くない、自分で努力せよ」とミツバチに言われているような気がしますが、こればかりは「神頼み」というわけにはいかないようですね、大いに反省します。。。

2023年9月6日

昨晩のNHKBS「ヒューマニエンス」にヒントを得て

  本郷 茂