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COLUMN
お役立ちコラム
2023.09.09

「信頼ということ」

自分でいうのも何ですが、だいたい経営コンサルタントなんて、胡散臭いことこの上ないくらい怪しい職業の代表格みたいなものだと最近つくづく思うのです。シゴト自体に形がなく、結果もわかりにくい、何かの話ではありませんが、地図にも残らない、となるとどうやって信頼してシゴトを任せてもらうようにするか?大げさに言えば、サギと何が違うのか?長い時間をかけてこの辺りの葛藤を克服して、自分自身が納得できるまで考え、相手に説明できる根拠を用意し、漸く経営コンサルタントとして独立することを決意した訳です。 

それこそ形がある資産や技術もなく、アントレプレナー的スタートアップ創業者でもないこの私が経営コンサルタントとしてやって行く決心ができたのは、ある社長さんの一言でした。「お前さん、真面目なくせにシゴト速いね、これは他の人には絶対マネできないよ」と。やっぱり結果にはちゃんと目に見える形がある、正しくシゴトをすれば評価して信頼してもらえる、自分の頭で勝負できると確信したのです。だから、座右の銘は「電光石火」「謹厳実直」「誠心誠意」にしているのです。この3つは私がこの会社を運営していくにあたっては無くてはならず、一つも欠けてはいけないのです。

信頼にはプロフィールも大切なカテゴリーです。前述の通り、資産や特別な技術も持っていないので、それこそ伝家の宝刀です。まず、経歴。そこそこの会社に定年まで30年以上営業現場オンリーで在籍できたこと、これは今から思えば運が良かったかも知れませんが、1万社以上の企業の与信や取引を通して何ものにも代え難い独自の経験、知識、行動様式などが体得できました。次に、資格。一番の売りは国家資格である社会保険労務士、宅地建物取引士など複数の資格を持っていること。これだけで余計な説明をしなくても信用してもらえます。もちろん、入り口はパスしても、実際のシゴトでボロがでれば長続きしませんので、それこそずっとシゴトを任せてもらえるようなパフォーマンスを上げ続けなければなりません。でも、やっぱりファーストコンタクトの印象(人となり)が最も重要だと思っています。

ただ、少し残念なことにこちらがどれだけ信頼して真面目に尽くしてもいい加減に対応される方が時々います。そんな時どうするか。少しずつフェードアウトしていきます。相手には気付かれないように、そうっと、です。それが私の先方に対する“誠意”です。反対に、自分がそうされないように(失望されないように)、これからも関わる方皆様に対して「電光石火」「謹厳実直」「誠心誠意」をモットーに信頼されるシゴトをすることをここでお約束することで筆を置きたいと思います。ありがとうございました。

2023年9月9日

救急の日に因み皆様のご安全を祈りながら 本郷 茂