このコラムを8月末に始めてから丸4か月が経過しました。書き始めた頃は「毎日連載」を密かにポリシーとしていましたが、その信念は半月くらいしか持たず、その後は月一のような形になってしまいました。このコラムを楽しみにしていらっしゃる読者の皆様(ほとんどいないと思いますが)に置かれましては大変申し訳なく、来年は続けて書けるよう努めて参ります(この期に及んで”努力目標”?)。
言い訳がましいですが、何故連載が継続できなくなったか?それは自ら忙しくなるよう追い込んだからです。実は9月半ばから今日までに4つの試験に挑戦し、4つとも全て合格しました。1つ目は年金アドバイザーです。別のコラムでもお話しした通り、社会保険労務士なのである意味年金の専門家と言えなくもないのですが、より年金への強さをアピールするにはこの資格はとても分かりやすいネーミングなんです。なので社労士のベースを生かして9月から勉強を開始しました。マークシート方式で50問中30問(6割)以上の正答で合格です。楽勝と思っていたら、Suttokodokkoi、CBT試験に2回も落ちて、3回目でやっと合格できました。基礎・応用的な年金制度や実務まで正しく理解していないと6割は取れない、結構難易度の高い試験なのでした。でもこの試験のお陰で従前にも増して年金への理解と興味がより深まりました。2つ目は生命保険募集人資格です。社労士会からの勧めもあり、FPを視野に資格試験を受験しました。実は過去にも生保募集人資格を持っていて生保に対する知識も多少ありました。がしかし、昔のようにただテキストを読んでいれば100点という一般常識的なものではなくなっており、結構専門的に突っ込んで勉強しないと満点は取れない難易度でした。結局97点で満点を逃してしまいました。3つ目はファイナンシャルプランナー3級試験です。この11月から新たにCBT方式が開始され、早速受験しました。こちらは何とか1発で合格できましたが、2級は3級に合格しないと受験資格がないので、24年5月に2級試験(2級はCBT方式が無い)を受ける予定です。最後4つ目は市役所の年金相談員募集です。社労士であることは応募のマスト条件でその他面接試験がありました。こちらは前述の年金アドバイザーの資格が活きたのか、幸い合格して公務員として任用されることになりました。
上記の通り、本当の意味で今年は私にとって挑戦の年でした。しかし、この4つのチャレンジはそれまでとは全く違った、そして想像したこともない素晴らしい景色と新たな志しを生み出してくれることになりました。皆様、私たち及び私の未来にどうぞご期待ください、きっと世の中の役に(少しは)立つ会社と公人になっていることと存じます。
皆様の暖かいご声援、ご配慮で何とかここまでやって来られました。本当にありがとうございました。来年も懲りずに倍旧のご支援を賜れれば幸甚に存じます。どうぞ良いお年をお迎えください。
2023年12月31日(大晦日)
It’s never too late to start.(始めるのに遅すぎることはないを実感している)
本郷 茂